どもっ!『HOBILIFE』管理人です!
皆さん、部活やスポーツは何をやられていましたか?
僕は学生時代バレー部の活動に精を出しておりました。
成績は県大会でベスト16と極めて強い学校ではありませんでしたが
今でも社会人クラブで活動するくらいにはバレーが好きです。
さて、現在においてバレーボールをやったことがある人もない人にとっても
バレーボールのバイブル的な地位を確立している漫画があります。
そう。『ハイキュー!!』です。
今回はバレーボールに関わる人間から見て
『ハイキュー!!』のここリアルだなっと思ったシーンをご紹介したいと思います!
それでは、どうぞ!
この記事は以下のような人におすすめ!
- バレーボール部でした!
- 『ハイキュー!!』大好きです!
- 元バレー部から見た『ハイキュー!!』の感想が知りたい!
頂の景色

まず、ご紹介したいのは頂きの景色ですね。
僕も学生時代はレフトのアタッカーでしたが頂きの景色は確かにあります。
しかし、この景色はそう簡単に拝めないのもまた事実。。。
多分この景色をスパイク打つたびに毎回拝めることが出来る人はプロになれると思います。笑
そのくらいゾーンに入ってる状態なんですよね。
スパイクを打つ瞬間すべてが止まって見えます。
- 相手ブロックの位置、枚数
- 相手コートの守備陣の位置、陣形
これらを空中にいる間の一瞬で判断することが出来ます。
その結果、
- ストレートに打つかクロスに打つか
- ワンタッチを狙うか
- 前に落とすフェイントを狙うか
これらの中からベストな選択ができ、スパイクも確実に決め、チームに勝利をもたらします。
メンタル面も今日は何をしてもスパイクが決まるという最高の状態になります。
頂の景色の発生条件は現時点でまだ解明されておりません。(僕調べ)
- その日の身体自体のコンディションの問題なのか
- メンタル面の問題なのか
- はたまた女の子の応援がある日なのかない日なのか笑
頂の景色はバレーボールの神様がふとした時に与えてくれる最高のご褒美と僕は位置づけております!
田中の葛藤
次にご紹介するのが烏野高校「田中龍之介」選手の稲荷崎戦での葛藤。
試合中に以下の葛藤シーンがあります。
多分身長は180に届かないだろうし、
運動能力に自信はあるけど、バレー部の中で現時点で俺が一番である部分は無い。
古舘春一『ハイキュー!!30』
僕も身長が170後半なので痛い程この気持ちが分かります。
身長は努力ではどうすることも出来ない生まれながらに持ってしての立派な才能なんです。
バレーボールという高さが大事なスポーツにおいて
身長が180cmないのはアタッカーとして上のステージでやっていくのは極めて不利です。
もちろん活躍できる方もいるでしょうが、すべての運動能力が同じだった場合、身長が高いほうがスタメンに入る確率は高いでしょう。
かといって他の部分が一番かと聞かれたら自信を持って首を振れない。。。
守備も攻撃もそつなくこなすタイプの選手はこの悩みが出てきやすいですね。
自分の限界値を改めて感じたシーンでした!
田中選手は乗り越えてましたけどね!
左利きの特異性
今作登場する最強サウスポー「牛島若利」
県予選で出していいの?と思うほどのラスボス感満載の良いキャラでした。
そんな彼が与えられたギフトはもちろん左利きという点。
左利きの選手と対戦することって少ないので、本作でも語られていたように非常に厄介です。
ブロックの位置取りも右利きの選手のように飛んでしまうと全然コースに入れていなかったりします。
なによりブロックの飛ぶタイミングも何故か合わないんですよね。
タイミングは右利きと変わらないんじゃないの?と思われるかもしれないですが
合わないものは合わないんです。笑
本当に左利きは存在自体が厄介なので味方にいるだけで得だと思います!笑
白鳥沢学園高校 正セッター
本作で個人的に一番の推しキャラがいます。
白鳥沢学園高校 正セッター「白布賢二郎」
彼のバレー感が僕と全く一緒だったので一番の推しキャラです。笑
俺にとっての一番カッコイイバレーはこれだ
古舘春一『ハイキュー!!19』
こう思いながらバックトスで大エース「牛島若利」に質の高いオープントスを上げる。
スタープレイヤーがいるからこそ成り立つプレイですが
個人的にバレーボールの究極のプレイはオープントス1つで勝てるチームだと思います。
ブロックの高さや枚数なんてお構いなし。クイックや速い攻撃も必要ない。
高いトス1つあればそれで良し。
すべて高さとパワーでねじ伏せる大エースの存在。
その大エースに正確無比のオープントスを上げるセッター。
華やかなセッターも確かにカッコイイですが、
余計な自己主張をせず大エースのためにトスを上げ続けるセッターのほうが僕もカッコイイと思います。
これに関しては完全にいろいろな個人の考えやチームのコンセプトもあるので正解はありません。
ですが白布くん。君はカッコイイ。
稲荷崎高校の横断幕

「思い出なんかいらん」
稲荷崎高校の横断幕に書かれている言葉です。
皆さんはこの言葉を聞いてどう思いますか?
僕はその通りとしか思わなかったです。
そして自分の学校の横断幕がこれだったらなと思いました。笑
仲間と部活で汗水流して頑張る。
確かに素敵なことですが、スポーツで個人的に一番大事なのは結果だと思います。結果が全て。
僕の場合を例に出すとチームみんなで頑張って県大会でベスト16になりました。
だけどベスト16のチームのことなんて誰が覚えているでしょうか?
いつだって人々の記憶に残るのは優勝したチームなんです。
スポーツをやるからにはトーナメントで1勝でも多く上を目指したかったです。
だからこそ、この横断幕にはぐっときましたね。
影山のステップアップ
白鳥沢学園を倒し、春高出場を決めた烏野高校。
そんな最中、影山に全日本ユースの強化合宿の招集がかかります。
一緒に部活をしている仲間が実力を認められて違うステージへと駆け上がっていく。
僕も中学の時に同級生がJOC(ジュニアオリンピックカップ)に選ばれました。
JOCとは簡単にいうと各都道府県の代表になります。
選ばれた選手は各都道府県の代表として他の都道府県の代表と戦うことになります。
一緒のチームで同じ大会の結果なのに選ばれる人間と選ばれない人間。
スポーツはシビアで儚いですね。
その後の人生
バレー部の人たち全員が春高に出場出来るわけではありません。
そして春高に出場したからと言ってプロになれるわけでもありません。
プロになれる人なんてほんの一握りでその他大勢の人はそれ以外の道を歩んでいきます。
作中で頑張っていたキャラのその後の職業などが最終巻で描かれていましたが
こんだけ上手くてもプロになれないんだなと切なくなりました。笑
ですが、バレーボールをやっていたという事実は消えないでしょう!
あとがき
いかがでしたでしょうか?
今回は『ハイキュー!!』がリアルだなと思うシーンをご紹介させていただきました。
思いっきり個人の価値観が反映されてしまいましたが
『ハイキュー!!』は元バレー部からみても非常にリアルで面白い漫画です!
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この漫画が世に浸透してからなのか日本男子バレーが凄く強くなったなと感じます。笑
以上!最後までお読みいただきありがとうございました!